第1期生による”リアルトーク”
当協議会運営の『みかん農家育成トレーニングファーム』
第2期生の応募を検討されている方の中には
「県外からの移住も大丈夫?」「家族が一緒でも問題ない?」
など様々な、疑問や心配があるかと思います。
そこで今回は、第1期生のお二人をむかえ、
「応募前に考えていたこと」
「研修生になってから感じたこと」を、
NGワードなしで赤裸々に語っていただきたいと思います!
INTERVIEWEE
元エンジニア。県外からの参加
百田 貴大(36)
熊本県出身。前職ではバッテリー技術開発を担当。
ファミリーと共にUターン
本田 峻平(33)
南島原市出身。前職では就労支援の職業指導員を担当。
01 1週間どんな研修を行なっているんですか?
すでにフィールドワークでは、20以上のみかん農家さんのもとで学び、とても参考になっています。
02 農家さんによって、栽培方法が違ったりしませんか?
03 指導が厳しい農家さんもいるんじゃないですか?
04 きちんと休まれていますか?
ここの研修生になる前、別のところで農家さんにお世話になったことがあるのですが、そこでは早朝からの作業が2週間休みなしで続きましたw
今は、基本9〜17時が研修時間となります。
05 どこに住んでいますか?
06 7ヶ月経って「よかったと思う事」「心配だと事」は?
ひとつの農家さんだけでは、その方の主観である可能性もありますが、色々な人から情報を収集できる事は、とても良い環境だと思います。
圃場に関しては1件候補があるのですが、果樹の難しいところは「みかんを植えてから実がなるまで、最低5年かかるところ」と「事業の引き継ぎのタイミング」。
ゼロベースで始める場合だと、5年間その圃場での、まとまった収入が得られません。
また、引き継ぎ先(譲り受ける)を探す場合には、大きな圃場だと「まだ10年は自分たちでする」というスタンスの農家さんが多いですし、引き継ぎを考えられている農家さんでは、既に圃場を縮小されているケースが多く、それだけではやっていけない可能性があります。
07 改めて知った、みかんの「栽培」の大変さは?
肥料も、前年ではなく、一昨年の内容で、実のつき方に大きく影響を及ぼすなど、ロングスパンの考え方が必要になってきます。
08 研修生になってわかった「南島原市での生活」の大変さは?
若い人にとっては遊ぶところがないと思われるかもしれません。ただ、マリンスポーツや釣りが好きな人にとっては、とても良い場所です。それと、自家用車はあった方が便利だと思いました。
09 (踏み込んだ質問ですが)「今の経済面」はどうですか?
現在、年間150万円(月12.5万円)の国からの農業研修生の補助をもらっていますが、物価や電気代なども上がっているので、なかなか大変なところはあります。