トレーニングファーム
アグリティーチャーリスト

南島原市トレーニングファームで皆さんの指導を行う「研修指導員の紹介ページ」です。

指導員が「どんな人」で、「どんな事を教えているのか」などをインタビューしました。



ー 研修指導員の紹介 ー

■中峯さん

■経歴:元農業高校教論

■農業歴:約20年

■主な指導内容:果樹栽培における基礎知識

研修生にはどのような事を教えていますか?

 果樹栽培を行う上で基礎となる知識を「初歩の初歩」から教えています。まずは使う道具から。収穫時のはさみ や、収穫したものを入れる道具などです。それから、「収穫時の手順」に関して、1つずつ教えていきます。さらに、少しずつステップアップさせていき、「病気」「害虫」「土・肥料」「枝の伸び方」などについて、お話ししていきます。

 実際の圃場で研修を実施する際には、現場を見ながら湧いてきた疑問に都度お答えし、私自身その場でお答えが難しいことは持ち帰って調べてから回答するなど、研修生の方々に正しい情報をお伝えできるよう心掛けています。

 中には、前職の経歴から事前知識がある状態で研修にいらっしゃる方もおられますが、私としては「初歩の初歩から教える準備は出来ているので、初心者の方でも安心してお越しいただければ」と思います。

中峯先生から、どんなことを教わりましたか?
(1期生 百田さん)

 私はもともと非農家・非農業系だったので、農業の一般知識からミカンを主軸に農業の基本的なことを1から教えていただいたのは助かりました。

 実際の農家さんとのお話する際、ある程度知識や技術的な経験がないと話が通じないので、中峯先生から農業の一般知識を教えていただいたのはとても良かったです。

 勉強以外にも研修で販売とかもさせていただき、農業技術以外にもたくさんの知識や色々な経験を教えていただきました。

中峯先生からどんなことを教わりましたか?
(1期生 本田さん)

 私はもともと機械整備の経験がありませんでした。機械がどのように動いているのか仕組みを考えた事が無かったです。しかし、中峯先生から機械整備について教えていただいたところ、整備すれば機械を長く使える事を教わりました。

中峯先生が果樹栽培において “大事にしている事” は?

 果樹の手入れに関して言えば、『剪定(せんてい)が一番大事』だと思います。剪定によって翌年の実の付け方・木の成長がかわるため、とても重要な作業になります。

 もちろん大事なことは作業だけではありません。畑や木の状況を確認する【観察力】や、芽や枝の状況からどんな風に成長するのかをイメージする【想像力】も重要だと思います。そして【好奇心】。挑戦してみよう・ここはどうなっているのかなと自分から調べようという考えを持っている人は、早く技術を吸収出来ると思います。

 それこそ第1期生の二人は、とても好奇心があるんです。自宅で家庭菜園にも取り組むなど、様々なことに挑戦されているそうですが、そういった好奇心から得られる発見は仕事にも活かせると思います。

 それから【向上心】。「来年は今年よりもっと良いミカンをつくるにはどういう事が自分に必要なのか」と思うことが大事です。私は退職後、とあるお店で実の形や色がとても綺麗な果実を見たとき、つい現役の時の感覚で『負けた!』と悔しい思いをしたのですが、それと同時に”美味しいみかんを作るチャレンジ” ができないことの寂しさを覚えました。それほど現役の時は綺麗で粒の揃った甘いみかんを育てないといけないというプレッシャーと向上心、プライドを持って取り組んでいたんですね。

 そして最後にお伝えしたいのは、仕事とプライベートの【切り替え】の大切さです。果樹栽培はどうしても天候に左右されますが、仕事をやるときはやる。休むときは休む。やり方がうまくいかなければ変える。といった【切り替え】が出来ると無理なく続けられるのではないかと思います。